ワークマンで「ベスト」を買いました。おしゃれのためではありません。カメラマンベストとしてつかえるかな?と考えての購入です。ブログのネタになるかもしれないし、せっかくだから撮っておこうかなと思って気が付きました。
服ってどうやって撮ればいいの、と
いろいろな被写体を撮ってきたけど、いままで服を撮ったことはありませんでした。撮ろうと思ったことはありました。でも、そうそう撮る被写体でもないしまぁいっかなとやり過ごしてきちゃったんです。で、これからも撮る機会は少なそうなんですが、思い立ったことだし服の撮影にもトライしてみようかなと。
撮り方といえばいい本がありました。
「商品写真の撮り方 完全ガイド プロがやさしく教えるブツ撮りの手引き」には
食材、料理、家電、衣料品、化粧品、家具、ペット、雑貨、ホビー、花、文具、貴金属、さらに人物まで・・・あらゆる商品を網羅!
商品写真の撮り方 完全ガイド プロがやさしく教えるブツ撮りの手引きの表紙
とあります。
そう、衣料品(服)の撮り方も載ってるんです。
ヒントが得られるだろうと本棚から取り出して読み返してみました。
服の撮り方
「商品写真の撮り方 完全ガイド プロがやさしく教えるブツ撮りの手引き」では3種類の撮り方が紹介されています。
- 置き撮り
- 人に着させて撮る
- トルソで撮る
人に着させて撮るのはモデルになる人の都合調整等々が手間(ミラーやタイマーを使って自分がモデルになるという方法もありまますが・・・)なので、まずは「置き撮り」「トルソで撮る」の2つでやってみようかと思います。
置き撮りで必要なモノ
- ベニヤ板
- 背景紙(ケント紙など)
- テープ
- 箱型の台(斜め上からの撮影を可能にするための材料)
- キルト綿(立体的な衣料品にボリュームをつくるための材料)
- コピー用紙(ドレープを作るための材料)
- 望遠レンズ(広角だと歪みが目立つため)
書籍では、ベニヤ板は900mm角、9mm厚がおすすめされていました。
ワークマンベストのサイズを測ってみたところ「60cm×60cm」でした。上下左右の余白を考えてみても900mm角を買っておけばちょうどよさそう。
トルソで撮るときに必要なモノ
- トルソ
- テープ
- キルト綿/コピー用紙(窄まってしまう袖に立体感をつくるための材料)
- 標準から望遠のレンズ(広角だと歪みが目立つため)
トルソ(トルソー)とはマネキンのこと(*1)。
服屋さんでよく見るやつですね。
5,000円前後で買えるようです。
サイズ(約): 肩幅:39cm バスト:85cm ウエスト:65cm ヒップ:89cm 高さ:131~167cm 重量:2.8kg
- 着つけ練習やソーイングなどにも使える、実用的なレディーストルソー
- 針をさすことができる『布張り』タイプなので、洋服の仕立て時にも大活躍
- ボディ底は2穴式のため、スカートだけでなく、パンツスタイルにも対応
- 約130cm~170cmまで高さ調節ができるため、洋服がより際立つ魅せ方が可能
- オークションやフリーマーケットなどで出品する際にも、洋服の良さをより引き立てます。
トルソー、マネキンでAmazonを検索すると、女性版が多く出てくるものの、男性版はなかなかみつかりません。ないのかな?と思ったらありました。
ただちょっと高いです。
女性版が5,000円前後なのに対して、男性版は14,000円と、3倍近いです。
やっぱ服と同じで需要の絶対量が違うからしょうがないのかな。
男女両方持っておきたかったんだけど、いったんは女性版だけ買っておけばいいか。。
*1 トルソーとマネキンは同等の意味で使われることもありますが、厳密には違いがあるようです。マネキンが全身なのに対して、トルソーは部分的なものを指すんだそうな。
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