キヤノンの一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」の購入に至った経緯とか使ってみての感想とかをつらつらと書いてみる。
基本情報
買ったモノ
キヤノン 一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」
購入金額
256,394円
購入日
2019年10月25日
購入店
楽天ショップ アライカメラ
購入に至った経緯
北織さよさんにポートレート撮影を引き受けてもらえることになって真っ先に考えたことは「万が一、万が一、データが消えてしまったらどうしよう」ということでした。いま持っているカメラはどれもシングルスロット。個人の趣味で撮ってるだけならデータが消えちゃっても「まぁしょうがないっか」で済みます。でもポートレート撮影は違います。モデルさんだって写真がほしいのです。
消えちゃいました☆
では済みません。
データ消失が絶対許されないプロの世界ではふたつのメディアに同時に記録できる「ダブルスロット」を備えたカメラを選ぶことが重要だと、どこかのブログで読みました。
じぶんは趣味の世界で楽しんでいるだけなので「ダブルスロット」なんて無用の長物だと思っていましたが…今回ポートレート撮影に挑戦するのであればデータ消失のリスク対策はしておくべきだ!と思ったのです。
そうなると機材の選定です。といってもわたしの場合たいして考えることはありません。10年以上のキヤノンユーザーですから、キヤノン一択です。
EOS-1D Xはありえません。
大きさも重さも値段もすべてが許容範囲外ですから。
となるとEOS 5Dのみになります。
EOS 5Dは初代からモデルチェンジが続いていて現在の最新版はIVです。一世代前のほうが値段的にはお手頃だったんですが
- ボディを中古で買うのはなぁということ
- 最新機種のほうが保守期限も長いだろうということ
- IVの値段がこなれてきているということ
- ミラーレス一眼 EOS R5の発売が控えていてキヤノンも本格的にミラーレスに移行しそうであり、一眼レフカメラの5DはIVでラストなのではという噂も見聞きしたことから、一眼レフカメラの理想として名高い5D IVをいちど使ってみておきたかった(願望)こと
これらを踏まえて5D IVを選択しました。
はじめて購入した一眼レフカメラはEOS Kiss X2。
2007年のことでした。
X2を選んだ一番の理由はちいさなじぶんの手でもなんとか持てるサイズだったからです。
※当時はいまほどミラーレスカメラも成熟しておらずちいさなカメラの選択肢は少なかったのです
そのとき「あんな大きなカメラ かっこいいけどじぶんには持てないだろうなぁ いいんだ このちっこいカメラで!」と思ったものです。”大きなカメラ”のなかには5D(の過去モデル)も含まれていたように思います。
10数年経って「あの大きなカメラ」を手にしているのだから感慨深いものがあります。手の大きさは変わっていません。いまでもやはり5Dは大きいなぁと思うことはあります。あのときから変わっていることがあるとすれば「写真をもっと楽しみたい」という気持ちでしょうか。ちょっとくらい大きくても、握りきれていなくても、このカメラを持って景色を花を人を撮りたいんだって思いが強くなったんだと思います。
ポートレート撮影だからデータ消失回避のためにダブルスロット搭載のカメラを買った。
というのは後付の詭弁ですね。ずっと前からほしかったんです。買ってもいい理屈付けできる機会が到来したから勢いに任せて購入したのです。
(値段は落ちていたとはいえ)けっこうなお値段でしたが後悔はしてません。
いいカメラに出会えました。
長く使い続けたいですね。
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