2020年11月2日の写真撮影日記。昨日より今日。今日より明日。もっといい写真が撮れるようになりたくて記録をつけています。
今日はお菓子のブツ撮りをしました。
撮影した写真はこちらのアルバムにまとめています。
今日使ったレンズは「タムキュー(TAMRON SP 90mm F/2.8 Di VC USD MACRO 1:1 F017)」です。
いつもとっかえひっかえいろんなレンズを使うことが多いのですが、よほどの撮影意図がない限り、むやみに多くのレンズを使うものでもない。ということに最近気が付きまして、今日はレンズ1本で挑戦!となりました。
ブツ撮りにタムキューはピッタリなレンズだと感じてます。
明るいし、寄れるし、90mmと望遠なので歪まずに被写体を撮れるからです。
俯瞰で撮るには長すぎてテーブル上の被写体を上から覗き込むように撮るのは難しい・・・という課題があったのですが最近解決しました。脚立を使うのです。1mほどの高さの脚立にまたがれば高さが稼げるので上からも楽に撮れるようになりました。体幹も鍛えられていいトレーニング(?)にもなります。
撮影環境(機材)
テーブル
テーブルはホームセンターで買ったアウトドア用の折りたたみテーブル。高さ80cmくらい。天板はアルミ調。アルミ調は今回の撮影の下地には向かないのでカスタムします。天板の上にヴィンテージ風エイジング加工された板(幅15cmくらいで1枚600円ほどした)を数枚並べてあげました。
照明(ストロボ)
オフカメラストロボ(3灯)を実現するために用意した機材がこちら。
- ライトスタンド 3本
- ストロボ 3本
- フラッシュトリガー 1個
- フラッシュレシーバー 1個
- ソフトボックス 1個
- クリップオンストロボディフューザー 1個
- アンブレラ 1本
- アンブレラホルダー 1個
ストロボ3本のうち、1本がCanon純正で残り2本がGodox製。フラッシュレシーバーはCanonストロボ用。Godoxのストロボは無線遠隔受信機能を備えているためフラッシュレシーバーを別途用意しなくてもオフカメラできる。
Godoxで無線ストロボにハマってから
めちゃめちゃ機材が増えました。笑
ストロボの配置
ストロボは以下の通り3箇所に配置しました。
(1)テーブルの奥
(2)テーブルの上(左手前から右奥へ向けて)
(3)テーブルの手前(右手前から左奥へ向けて)
(1)ストロボ「430EX 3-RT」にフラッシュレシーバー「X1R-C」を装着してライトスタンドに固定。ストロボにクリップオンストロボディフューザー「DSD-CL2L」をセット。柔らかめの逆光を作り出します。
(2)Godoxのソフトボックスをライトスタンドにセット。ソフトボックスのストロボブラケットに、ストロボ「TT685C」をセット。ソフトボックスを通した柔らかい光が上部から降り注ぐようにします。
(3)ライトスタンドにアンブレラホルダーをセット。アンブレラホルダーにアンブレラとストロボ「TT350C」を装着。アンブレラが跳ね返した光が被写体の手前を照らして陰を起こします。
カメラのホットシューにはフラッシュトリガー「Xpro-C」を装着。
3つのストロボをフラッシュトリガーでコントロールできるようになりました。
これで準備完了!
今回撮影できた写真たち
カメラはマニュアルモードにして以下の設定で撮りました。
1/80秒
f / 8.0
ISO320
明るすぎたり暗すぎたときには、ときどき値を調整していますが基本的には上記の設定(組み合わせ)を守っています。
そんなこんなで、今回の撮影環境で撮れた写真たちがこちら。
全体に光がよく回ってくれました。上から照らすソフトボックスの光で、影をコントロールしています。左側から右側へ影が落ちています。濃すぎることなく柔らかい光になっていて、狙ったとおりにできました。
いままでうまくできずにどうにかしたいな〜〜
と思っていたことがあります。
被写体の手前を明るくしてあげることです。レフ板などいくつかの方法を試していたんですがしっくりこなくて・・・今回アンブレラの反射光を使って明るくして上げる方法を試してみたわけですが・・・
うまくいきました。
シュトレンや萩の月の断面がきれい!
こんな感じにしたかった!
カメラの上に載せる「オンカメラストロボ」から脱却してオフカメラの世界に踏み出して1ヶ月ほど。Godoxのストロボをはじめライティングの機材をいろいろ買いまくりました(廉価モノばかりですが・・・)
もっときれいに撮れたらいいなぁって思ってたことが、オフカメラだと実現できるんですよね。
今回アンブレラを使ってみて、じぶんの撮りたい写真の幅が広がって、めちゃめちゃうれしい。
もっとうまく撮れるようになるため、日々修行です。
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