キヤノンのスピードライト「320EX」でスローシンクロに挑戦してみました

(2019年10月20日)

宝の持ち腐れにしていたキヤノンのスピードライト「320EX」を使いこなそう。

ということで、名前は知っていたけど試したことなかったなぁの筆頭格「スローシンクロ」に挑戦してみました。

スローシンクロを使う主なシーンは夜です。お台場とか横浜の綺羅びやかな夜景をバックに人物を撮りたいときってありますよね。でもふつうに撮ると夜景はきれいに映るものの人物が真っ暗になってしまいます。かといってフラッシュを焚いてみたら人物が明るくなってよしよしと思いきやせっかくの夜景が真っ黒になってしまったということが多いかと思います。

まぁわたしの場合そんな夜景の映える場所と縁遠いところに住んでいるのでスローシンクロを試す機械がなくいまのいままで学習せずに来たわけですが。

 

さてさて。

近々モデルさんのポートレートの撮影に挑戦しようとしているわたくし。スローシンクロくらい身につけておかないといかんじゃろ。

というわけで練習場所を考えてみた結果、やってきました。

近所のTSUTAYAです。

 

後ろのお店を夜景。
クルマをモデル。

だとイメージします。

そうここはお台場。もしくは横浜なのです。

 

スローシンクロでは背景がきれいに撮れる露出を探るところからはじまります。

マニュアルモードにしていろいろと試行錯誤してみた結果

 

 f 3.2、SS 1/60、ISO 3200

 

でいい感じになることがわかりました。

バッチリな夜景が撮れています(ということにしておいてください)

 

問題はここからです。

モデルさんが暗いままです。

明るくしてあげたいですね。

 

そこでスピードライト「320EX」の登場です。

カメラに装着してスイッチON。

 

光の魔術師 イルコさんによると「ストロボの発光もオートじゃなくてマニュアルがいいよ」と彼の本に書いてありましたが、やること考えることが多いとたいへんなので、今回はオートでトライしてみます。

ストロボの発光モードは「E-TTL II」にして、調光補正でちょうどいい光加減を探ります。

最終的に撮れた写真がこちらです!

 

スローシンクロ初挑戦にしては上出来。

モデルさんも明るく撮ってもらえて喜んでますね。

 

改めて2つの写真を比較してみましょうか。

通常撮影スローシンクロ撮影

 

いいじゃんいいじゃん。

夜でも背景と被写体をきれいに撮るための方法がわかってきました。うれしいね。

色味が微妙に違っちゃってるとか細かいことはあるけど。
それは今後の課題ということで。

 

(覚え書き)

 スローシンクロのスローとは遠景を明るく撮影するためにシャッタースピードを下げていくことに由来するそうですが、今回そこまでシャッタースピードを下げてはいません。この辺なんとなくは知っているのですがわかりきっていないので、今後ちゃんと整理して理解していけたらと思ってます。

 明るく撮影するためにしたこと。シャッタースピードはそこまで下げない。代わりにISOをあげました。”スロー”ではないけど目的のためにしていることは同じです(ちょっと違うけど)

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