OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキットを購入

マイクロフォーサーズのカメラを使ってみたくてオリンパスのミラーレスカメラ「OM-D E-M10 Mark III」を購入してみました。

マイクロフォーサーズのカメラをほしいと思った理由

なぜマイクロフォーサーズのカメラを購入したかというとボケにくいカメラがほしかったからです。

ふだんはフルサイズセンサーのカメラを使っていて高画質にとても満足しているのですが、センサーサイズが大きいゆえにピントの合う被写界深度は狭く、ピント合わせがシビアだなと感じていました。絞ればいいのですが、絞るとシャッタースピードが落ちます。ストロボで光量を補える場面であればいいのですが、いつでもストロボを使えるわけではありません。手持ちで撮影するのには辛いシャッタースピードになってしまう環境ではパンフォーカスを諦めざるを得ないこともありました。

マイクロフォーサーズのセンサーはフルサイズやAPS-Cより小さいです。そのためボケにくい。これが面白くない場面もありますが、パンフォーカス気味で撮りたいときにはメリットになります。

マイクロフォーサーズのカメラはいままでいちども使ったことがなかったので、使ってみたいなという思いもあり、手を出してみようと思ったのでした。

 

マイクロフォーサーズのカメラを購入検討していたときに読んだこのニュースが気持ちを急かしました。

 

オリンパスはカメラ事業を手放すことを2020年6月に発表していました。今後どうなるんだろうと気になっていました。

OM-D E-M1Xはオリンパスのフラッグシップ機です。それがほぼ半額に価格改定されました。

新モデルが登場するための整理なのか…
在庫処分の投げ売りなのか…

どちらなんでしょうね。

前者だったら夢があります。
後者だったら寂しい。

ただ、どちらだとしてもマイクロフォーサーズ機を手に入れるならいまはいいタイミングかなと思ったんです。

なくなってしまうなら記念の意味も込めて手元に一台持っておきたい。革新的な新モデルがもし出るのならエントリーモデルで慣れておくのもいいだろう。と。

マイクロフォーサーズカメラをほしいなと思った理由はそんなところです。

マイクロフォーサーズのカメララインナップから「E-M10」を選んだ理由

フルサイズの大きなカメラをすでにメイン機として持っているので、マイクロフォーサーズはコンパクトなカメラにしようと思いました。

とはいっても少しだけこだわりがあって。絞りやシャッタースピードを設定する「グリグリダイヤル」はふたつほしかったんです。機種によってはこのグリグリがひとつしかないカメラもあるんですが、それだと設定がワンテンポ遅れてしまうので、グリグリ2つ装備はマスト。

パナソニックのDC-GFシリーズ、オリンパスのE-PLシリーズは、どちらもちっこくて可愛くていいなと思ったんですが、グリグリが1つしかなかったので選択肢から外しました。

グリグリダイヤルの次に大事なこだわりがありました。
フィルムカメラのようなクラシカルな外観をしていることです。

すこし前にPENTAX MEを手に入れてから「この質感はいいな」と感じていたんです。候補に該当する機種がなければ仕方ないんですが、あるなら優先的に選びたいと思ったんですね。

で、フィルムカメラっぽい質感・デザインのカメラがオリンパスにはありました。

OM-Dシリーズです。

カタログで見たときから気になっててお店で手にとってみて確信。
買うならOM-Dシリーズがいいな、と。

OM-Dシリーズには

  • ハイエンドのE-M1
  • ミドルクラスのE-M5
  • エントリーモデルのE-M10

の3種類が用意されていました。

ハイエンドE-M1とミドルE-M5には防水・防塵が搭載されていることもあり心惹かれたのですが、防水・防塵は対応するレンズを使う必要がある(すべてのマイクロフォーサーズが防水・防塵なわけではない)ことから、レンズ選びの制約が出そうだなと感じたので、憧れは捨てました。

 

E-M10には最新モデルの「E-M10 Mark IV」とひとつ前の「E-M10 Mark III」の2つが並行で販売されていました。

 

▼ E-M10 Mark IV EZダブルズームキット

 

▼ E-M10 Mark III EZダブルズームキット

 

最新モデルと型落ち品では6万円ほどの差があります。
価格.comの最安価格グラフも見たところ発売から年数も経ちほぼ底値のようですね。

細かな点で進化しているようですが6万円の価値は感じなかったため型落ち品を選びました。

購入したもの

  • OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット シルバー
  • BCL-0980 BLK
  • OM-D E-M10 MarkIII 基本&応用撮影ガイド

 

EZダブルズームキットにしました。
ボディだけ買ってレンズは自分で選ぶという流儀もありますが…

  • マイクロフォーサーズははじめて買うのでレンズ資産がゼロなこと
  • キットレンズの性能も知ってみたい
  • 300mm(35mm換算で600mm)レンズが付いてくるので撮影できるものが増えそう

ということからレンズキットにしました。
5,000円〜10,000円(ショップによる)上乗せで2本レンズが手に入るならそっち選びますわ。

 

ボディカラーはブラックとシルバーの2色展開。わたしは持っているフィルムカメラ「PENTAX MEのシルバー」の感じが好きで、同じような質感のカメラがほしかったのでシルバーにしました。どうやらE-M10のシルバーは上位モデルと異なり若干安っぽい質感のシルバーなんだそうですが・・・(買ってから知った)個人的にはそこまで気にならないです。

 

レンズをひとつ買い足しました。キットレンズが2本ついてくるのでそれらを使いこなしてから買い増せばいいのに欲望には抗えませんでした。買ったのは魚眼レンズ。1万円ほどで買えるのでつい。楽しそうな1本です。

 

それと解説本。
試行錯誤するより本読んだほうが早そうなので。

 

OM-D E-M10 Mark IIIの箱、めちゃめちゃ小さい

 

はじめてのマイクロフォーサーズ
オリンパスのカメラ「OM-D E-M10 Mark III」
手にしてとてもワクワクしています
使いこなすぞ〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました